新制中国の望郷編⑥ 安徽省 黄山
世界複合遺産としての黄山は、72の奇峰からなる中国有数の景勝地で、1990年にはユネスコの世界文化遺産及び自然遺産に登録されている。
私は、世界遺産に登録された直後の、1992年10月に黄山を観光した。まだ観光客はそれほど多くはなかったが、北海賓館に1泊し、案内人もつけずに1人で歩き回った。
岩山の奇峰にはそれぞれ名前がついているのだろうが、どれがどの峰なのかも分からず、ただ素晴らしい岩山や奇峰に感嘆しながら撮影した。
標高1810メートルの天都峰、それに標高1680メートルにある玉屏楼と呼ばれる所には、樹齢800年の美しい有名な迎客松が岩肌に根生やしていたそうだが、私はそれらも確認することができなかった。
詳しくは説明できないが、世に知られた中国大陸の景勝地黄山の、一幅の絵のような山々の美観を、私が撮影した写真で堪能されたし。
2022年3月18日追記