ミャンマー北部探訪㉘ カムティの朝市の朝食
カムティは午後10時に消灯し、その後は暗闇である。消灯後は何の音もないが、時々犬の鳴き声が聞こえるだけだった。
午前7時前に起床し、7時半からゲストハウス近くにある朝市に出かけた。ミャンマーでは朝市はどこも活気があるのだが、カムティの朝市も、人口3万人にしては大きくて活気があった。
中でも川魚を売っている場所は人出が多く活気があった。鯉のような大きな魚から、コハダのような小型の魚など、多種な魚が台の上に並べられていた。それに大きな川エビなどがあり、さすが大川のそばの町で、新鮮な川魚が売られていた。
朝6時半頃から開いている朝市には、人出が多い。市場の中で朝食する人がいるので、食事場も多い。レストランとか食堂などの名称はふさわしくない、屋台のような場所が多い。中には街頭で揚げ物を売っているので、立ち食いもある。
朝市の中でよく目にしたのは、米の麺、ビーフン料理であった。シャン・カウソエと呼ばれる一種のラーメンのようなものだが、一杯1000チャット(約73円)がよく食べられていた。
中には米の蒸しパンや上げ餃子のようなものを食べている人がいたが、とにかく忙しいのだろう、ゆっくり食べている人は殆どいなくて、数分で食べ終える人が多かった。