私は、中華全国青年連合会の紹介を受け、国家体育運動委員会の招きを得て、9月1日に北京からフフホトへ飛んだ。
フフホトでは、中華全国青年連合会傘下にある、内蒙古青年旅行社の協力によって、山形大学に2年間留学したことのあるモンゴル人、ホシコ・ポイン氏の通訳兼案内で、まず最初に、9月2日に開催された開会式の祭典と、各少数民族の入場行進を見た。そして、その後、運動場、体育館、競馬場の3会場で行われた大会をすべて見ることができた。
9月2日に運動場で開催された式場には、次のような大会スローガンが掲示されていた。
『民族大会を発展させ、民族の団結を強め、偉大なる祖国を建設しよう』
このような意味の大会スローガンが、漢語、モンゴル語、チベット語、ウイグル語、カザク語、イ族語、チワン語、朝鮮語など8種類の文字で表記されていた。