ミャンマー北部探訪⑬ 僧院の僧侶たちの食事
ウー・ベイン橋を見終えて、車に10時に戻ると、運転手が、僧院の僧侶たちが10時15分から一斉に食事をするので、是非見るようにと勧めてくれた。彼の案内で橋の近くにあった大きなマハーガンダーヨン僧院を訪ねると、すでに沢山の観光客が取り巻いていた。
マハーガンダーヨン僧院は、ミャンマー国内最大級、最高位の僧院のひとつで、約1,500人の僧が修行しているそうだ。その僧たちが大食堂で食事をする風景を見ようと沢山の人が集まって食堂を取り巻いていた。それではとばかりに私も、カメラマン意識が向上し、中に入って遠慮なく撮影させてもらったが、少々暗くてもフラシュは禁止されていた。
後で知ったのだが、1日に1回だけ、この僧院が開放され、僧たちの食事時が観光化されているので、誰もが自由に見られるとのことだった。それにしても、子どもから老人までの多数の僧たちが一斉に食事する光景は迫力があり、珍しいことであった。